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南房総生活情報誌クリップは、第2・第4土曜日に発行される生活情報誌です。
南房総全域への折込のほか、観光スポットにも置いてあります。
クリップマークのある部分は、クリップとの連動型情報です。
6月12日(日)〜30日(木)
10時〜17時
会場・アートスペース風(千倉町大川)

 スペインに暮らし、絵を描き続けて30年になる画家の石井崇さんは、今も館山市・安房神社の近くにある自宅とスペインとを往復する生活を続けています。1年のうち8か月を暮らすのは、南スペイン、アルハンブラ宮殿で有名なグラナダの南、人口50人たらずのフェレイローラという高原の村。ここでのゆったりとした暮らしぶりについて綴ったエッセイ集が今回出版される「南スペイン、白い村の陽だまりから」。降り注ぐ灼熱の太陽、空と大地を二分する地平線。夜には満天の星が降り注ぎ、宇宙的な時の流れ、そこには神の啓示さえ感じられるといいます。
 村には、石井さん同様に、その魅力にひかれて8か国からの移住者がいるそうで、古くからの村人と異邦人とが繰り広げる日常は、これからの地球的生き方も暗示しているようです。「南房総は南スペインに似ているところも多い。もっと魅力的な地域になる要素がたくさんある。今回の本にも、地域や人を元気にしていくヒントがあるようにも思います」。
 6月22日から30日までは、銀座松屋で出版記念展が開催されます。まずは地元・南房総でと実現したのが今回の出版記念展。近作の絵画、版画など約30点の作品が展示されます。

●オープニングパーティ
「トークショー&パエージャ」
6月12日(日)13時〜/南スペインとスローライフについて石井さんのトーク。参加費無料。ご希望の方はお電話でお申し込みください。
■アートスーペース風
電話 0470・43・8251

イシイタカシ ポストカードプレゼント!
10枚セット10種のケース入りポストカードができました。10枚セットをクリップ読者10名様に抽選でプレゼント。こちらからメールをクリップ編集室まで。
6月12日(日)18時より
会場・富浦ロイヤルホテル
 テレビでもおなじみのホセ・バラオナ・ビニェス氏。日比谷「ピンチョス・ベポ」のオーナーシェフで、東京・河田町の「小笠原伯爵邸」の総料理長としても活躍。スペイン料理に新風を吹き込んだ創作料理の数々を披露し、その魅力を堪能する究極のグルメの会。残り席僅少、本日18時まで予約受付中。料金は一般1万5000円、グルメの会会員1万3500円。
■富浦ロイヤルホテル
電話 0470・33・3811
6月30日(木)まで開催中
会場・鳩山荘松庵ギャラリー・モンテパローマ

千倉に伝わる民話「かげゆどんのねこ」をもとに、ミステリー作家の北村薫さんが文を、地元在住のイラストレーター・山口マオさんが絵を担当した絵本の原画や新作を展示しています。

「ふしぎな笛ふき猫」教育画劇・刊
定価1,000円(税別)お求めは、宮澤書店、高木書店、鴨川書店ほか。
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