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南房総生活情報誌クリップは、第2・第4土曜日に発行される生活情報誌です。
南房総全域への折込のほか、観光スポットにも置いてあります。
クリップマークのある部分は、クリップとの連動型情報です。
8月7日(土)17時〜21時(開場17時)※「13湯麺」は13時から
会場・千倉漁港 入場料1000円(小学生以下無料)

 花火大会など、各所で夏のイベントが目白押し。なかでも、この夏の一押しは千倉漁港で開催される「真夏のサンバフェスタ・イン・ちくら2004」。躍動感いっぱいのサンバを踊りながらのパレードや、「リトルジャイブボーイズ」のライブに熱帯屋台村も登場する、お楽しみ盛りだくさんのイベントです。
 開催の発端となったのは、松戸市周辺で活躍するサンバチーム「セレージャ」の仲間達。
「みんな千倉が大好きで、しょっちゅう遊びに来ていました。千倉の海を前に、イベントができたらいいなと、前々から考えていたんですが、地元の皆様にもご協力をいただき、今回、開催にこぎつけました」とは、サンバチームでギターに似たカバキーニョという楽器を担当する山本一成さん。
「松戸市の五香にある『13湯麺』(かずさんとんみん)というラーメン屋の常連達から生まれたサンバチームです。5年になります。プロのダンサーを呼んで練習を重ねています。浅草のサンバカーニバルにも出場していますし、商店街のイベントなどで呼ばれることも多いですね。今回は、私たちのチームと仲良くしている元・ウシャコダの藤井康一さんのバンド、13湯麺のラーメン、サンバとあわせて3点セットで松戸からやってきます」。
 地元千倉も交えて実行委員会を組織。代表の大場匠さんは千倉でガラス工房・グラスフィッシュを主宰するアーティスト。
「房州ちくら漁協やエビ網漁の漁師さんにもご協力をいただき漁港で開催できることになりました。会場は、千倉の漁港のなかでも、古い木造の建物が残っている場所です。歴史を積み重ね、いい雰囲気を醸し出しています。漁業不振が続いていますが、千倉のシンボルともいえる場所ですし、港に活気を取り戻す、起爆剤になったらいいですね」。ここ数年、千倉で環境デザインや漁港再生プランなどを提案してきた千葉大工学部の学生達も、お手伝いに駆けつけるのだそうです。
「財政難のため、行政の支援を期待できなくなっています。継続し発展させていくためには、入場料収入で経費をまかなうべきだと思います。満足できるイベントだったら、入場料を払っても見に来てくれるのでは。このサンバフェスタは多くの方々に、底抜けに楽しんでいただける内容です。1500人の集客をめざしています」。首都圏から泊まりがけで参加する人も、すでに100人以上になっているのだそうです。
「熱帯をテーマにした屋台も10店舗が出店して、飲食を提供します。音や光、踊りや食べ物の匂いなどが混じり合い、心躍る空間を創造できたらいいですね。ぜひ、見にきてください」。
問▼千倉町観光協会
0470・44・3581
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