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南房総生活情報誌クリップは、第2・第4土曜日に発行される生活情報誌です。
南房総全域への折込のほか、観光スポットにも置いてあります。
クリップマークのある部分は、クリップとの連動型情報です。
橋本芳久さん
ART FOR THE EARTH 2005
安房・平和のための美術展

8月26日(金)〜9月1日(木)10時〜17時
会場・枇杷倶楽部ギャラリー(富浦町青木)、
アートスペース風(千倉町大川)

 「戦後60年の節目に、平和をテーマにした展覧会が、この安房でも開催できたらいいな。そんな話をしたら、次々にいろいろな方との出会いがあり、また人の輪が広がって今回の開催にいたりました」とは、この展覧会の呼びかけ人となり、事務局をつとめている橋本芳久さん。8年ほど前に館山市に移住。以前住んでいた多摩地区で「多摩平和いのち展」という展覧会の企画の経験はあるものの、安房の作家との面識は少なかったといいます。12人のメンバーが集まって実行委員になり、この半年の間準備をすすめてきました。参加メンバーのほとんどが南房総に住み創作活動を続ける人たちで、総勢67名。絵画、彫刻、工芸、写真、生け花とジャンルも幅広く、富浦町の枇杷倶楽部ギャラリーに57点、千倉町にあるアートスペース風に23点、合計80点の作品が展示されます。作品の収益は「国境なき医師団」と「かにた婦人の村」の2団体に寄付されます。平和を願う思いを、もっと広げようと開催される、安房では初めての展覧会。「作品を展示するだけでなく、作品が社会のなかで機能し貢献できるものにしたいとの思いと、作品を見に来た人もともに参加している、そんな展覧会にしていけたら」。

問:枇杷倶楽部
電話:0470・33・4611
問:アートスペース風
電話:0470・43・8251

参加作家
愛沢綾子、青木裕子、青木梵、秋山久子、新井真澄、飯田裕子、池田忠利、石井茂、石井純、石井豊、石川武雄、今井香、今泉ゆう、植松七重、鵜澤貫秀、大岩敏夫、大場匠、岡安俊夫、加藤綾子、象山隆利、久野正人、小滝マサ子、小滝正治、小平尚道、近藤博、笹子和宏、笹子三喜男、里島千香子、澤畑天兵、柴崎孝雄、鈴木正治、鈴木幸雄、鈴木陽児、蝉丸、田村三重子、田村洋子、出口洋、中尾英文、仲野邦男、西山正彦、白熊勝美、橋本新子、橋本登、橋本まちこ、橋本芳久、長谷川幸雄、馬場貞光、早川厚子、青蜩丸、樋口茂明、桧山薫、桧山恵子、船田正廣、穂積節夫、前川章子、水上順義、溝口七生、溝口利治、三橋ユリ子、宮下昌也、谷貝宗平、山口幸子、山口修岳、山口マオ、山梨裕司、和田剛志、エドワード・レビンソン
堂本暁子千葉県知事 サンディ・ライドン氏
虹のかけ橋
ウミホタルとアワビがむすぶ日米交流

9月3日(土)
13時30分〜16時

会場・南総文化ホール 大ホール
入場無料(冊子頒布500円)
第一部・合唱組曲『ウミホタルーコスモブルーは平和の色』
第二部・太平洋をわたった房総のアワビ漁師たち
1・スライドによる講演・カブリオ大学名誉教授サンディ・ライドン氏(モントレー地域日系移民史研究者)
2・日米対談・堂本暁子千葉県知事vsサンディ・ライドン氏
 明治時代にアメリカ西海岸にわたり、アワビ漁で成功をおさめた白浜出身の小谷源之助・伸治郎兄弟。その後、彼らが活躍した地は「コダニ・ビレッジ」と公式に命名。竹久夢二や尾崎行雄もこの地を訪れています。日系移民研究の第一人者サンディ・ライドン氏を招いて日米民間交流にスポットをあてたのが今回のシンポジウム。9月3日は、アメリカ占領軍が北条海岸へ上陸した日でもあり、平和を祈り友好を願って開催されます。第一部では合唱組曲が初上演されます。

問:「虹のかけ橋」実行委員会(本多)
電話:0470・24・0224
戦死者遺骨の凱旋
開催中〜8月31日(水)/会場・館山市立博物館/終戦60年の節目を記念して開催。戦争遺跡の紹介や戦時中に使われていた軍用品、婦人達の活動や生活がわかる資料約400点が「軍都館山」「戦争中のくらし」「戦時教育」「出征する人々」の4つのテーマにわけ展示されています。
問・館山市立博物館
電話・0470・23・5212
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